大祓は年に二回夏と冬に行われます。夏越しの大祓と年越しの大祓です。宮中行事として行われていましたが中世以降全国各地の恒例式となりました。
年越しの大祓(おおはらえ)は夏越しの大祓と同じように知らずしらずのうちに日常生活の中で憑いた穢れを祓います。祓えをすることで災厄の元となる罪・過ちを祓い清め、いつも清らかな気持ちで日々の生活にいそしめるようにすることが目的です。
祓い清めた後その汚れを依り代(人の形に切った和紙)に移し新年を迎える準備をします。