地元の人々からは「死ねば鴨江へ行く」と言われるほど親しみのこもった鴨江観音では、一年の終わりを告げる除夜の鐘が撞かれ、鐘の音が静かに街を包みます。

希望すれば順番予約制でこの鐘を撞くことができ、順番は電話でも受け付けています。108番が終わっても、新年まで時間があれば撞くことができるそうです。全国的に除夜の鐘を撞ける寺院は限られているので、古刹での体験は有り難いですね。

この鐘が撞き終わると、新年を迎え人々は鴨江まいりと呼ばれる初詣に出かけます。