八坂神社では通称"喧嘩ぼんでん"ともいわれる「ぼんでん奉納」が行われます。約500年も前からおこなれている、ぼんでんをもって各家々や商店をまわり、そこの厄をぼんでんに絡め家内安全・無病息災などを祈願し、最後に地域の神社の中へと奉納する地域に根差した行事です。

八坂神社のぼんでんは奉納の際にほかの地域が奉納されるぼんでんを押し返し、簡単に奉納させないという習わしがあり、神社の中で別の地域同士の衝突が毎年あることから喧嘩ぼんでんといわれています。ぼんでん唄にあわせて法螺貝をふき、板打ちを行いながらジョヤサ!ジョヤサ!の掛け声とともに持ち上がるぼんでんは圧巻です。