5月に行われる代々木八幡宮の「金魚まつり」は、正式名称は五社宮祭といいます。大正時代のころ、金魚を買うことが流行り、このお祭りも金魚祭りとして親しまれていました。
その後一度中断されてしまうのですが、平成15年に、地元の人々の熱い協力によって再開されました。

その名の通り、金魚にまつわるものがたくさんあります。
かわいい金魚みこしの渡御、金魚すくい、金魚提灯は、お土産に人気があります。

金魚は「金の魚」ということで、金運・財運につながり、愛らしい姿が人々の心を和ませてきたことから、幸せをもたらすとも言われています。 さらに、金魚が棲む清らかな水には人々の穢れを洗い流し、禍を祓う霊力があるとされていて、 金魚まつりのシンボルとなっています。

焼きそばやわたあめ、お祭りにかかせないヨーヨーなども、地元の方々の運営で行われているため、お値段も良心的です。境内は小さなお子さんでいっぱいになります。
ハンドメイド作家のマーケットでは、アクセサリーやポストカードも並べられ、大人も子供も楽しめるお祭りになっています。