椋神社の例大祭と合わせて、毎年「龍勢祭」も行われています。
椋神社に奉納する神事として代々伝承される農民による手作りのロケットです。

「秩父吉田の龍勢」は国・無形民俗文化財に指定されており、毎年保存会の人々の手によって開催されています。

各流派によって、伝統の継承の形が異なってくるため、一目見ようと、約9万7千人もの人が集まります。

約18メートルの竹で作られた矢柄の先端に火薬筒をつけ、櫓からロケット飛ばします。
打ち上げが成功すれば上空約300メートルも舞い上がるため、打ち上げの行方に一喜一憂しながら楽しむことができます。