粟の献穀抜穂祭(けんこくぬきほさい)は、毎年9月後半に行われるお祭りです。
赤城山ふもとの宮城地区では、昭和25年かずっと、粟を天皇陛下へ献上しています。
2019年には70回目を迎える、伝統的な行事となっています。

早男(そうとく)と早乙女(さおとめ)の衣装を着た子供たちが、粛々と粟穂の刈り取りを行います。
ここで刈り取られた粟穂は、乾燥・脱穀・修祓を行った後、10月の新嘗祭(にいなめさい)で皇居へ献穀されます。