大館のアメッコ市の起源は古く、16世紀ごろには既に行われていたと伝わり、飴を食べて邪気を払う祭事が大館各地で伝統行事として続けられてきました。現在のおおまちハチ公通りで開催されるようになったのは昭和47年からで、会場にはさまざまな飴を売る露店が並びます。

飴と並び、このお祭りのもう一つの見どころが、両日とも開催される白ひげ大神巡行です。大館の田代岳に住む白ひげ大神が飴を求めて下りてくるという伝承に基づいたもので、白装束をまとった白ひげ大神が通りを練り歩きます。