山形の村山市にある居合神社は、大同二年(807年)に林崎地区の大明神沢の岩窟に熊野権現が祀られ、のちに旧荒宿村に熊野堂として祀られました。歴史変遷と共に尊号を「熊野明神」と改め、明治の神仏判然令に伴い、「居合神社」を合祀し、明治十年(1877年)明治政府に公認され、今に至ります。

そんな居合神社では元日の1月1日に「歳旦祭」が行われ、五穀豊穣と、参拝者の安泰をお祈りします。
この祭りでは毎年、地元の人が多く参拝し、一年の始まりを祝います。