富山県が全国に誇るけんか祭りとしても有名な「となみ夜高まつり」。
大小合わせて21基の行燈(あんどん)が「ヨイヤサー」の掛け声で街中を練り歩きます。
町を練り歩く行燈は大きいものだと高さ6mを超え、威勢のいい掛け声とともに拍子木、太鼓の音を響かせながらお祭りムードを高めていきます。
そもそも砺波の夜高まつりは、大正時代に始まったとされていて、豊年満作を願うこのお祭りでは大行燈がぶつかり合う「突合せ」が最大の見所です。
また、行燈コンテストでは、子どもたちは行燈の前で高夜節を歌い、大人たちは行燈をかいてんさせながら自慢の行燈を披露するなど、熱気に満ち満ちたお祭りです。