雛流しの神事は、平安時代より身の穢れを人形に移して水辺に流し厄払いをするという風習で、雛祭りの原型とも言われています。

赤座神宮では、第二次世界大戦後で焼失した社殿の復興とともに昭和41年(1966)から毎年3月に開催されるようになりました。
厄払いだけでなく、赤間神宮に祀られている安徳天皇と平家一門を慰める意味もあり、関門海峡の春の風物詩にもなっています。

即興で短歌や俳句を披露する雅な儀式・曲水の宴も行われます。